Pythonのクラスの基本
クラスの基本
クラスの書式
class クラス名: メソッドや属性
メソッド
クラス内の関数をメソッドと呼ぶ。 メソッドにはクラスに関連する処理を記述。
属性
クラス内のデータを属性と呼ぶ。
属性はクラスのインスタンスごとのデータを持つ。
self.hoge
のようなクラスに関するデータのこと。
classのインスタンスの利用
クラスを設計図として、インスタンスを作成
c1 = NewClass() c2 = NewClass()
右辺にクラス名()と書いてインスタンスを作成。 c1とc2がそれぞれインスタンスとなる。 作成時に値を渡したい場合は()の中に引数を渡せば良い。
initメソッド
__init__
メソッドはクラスからインスタンスが作られた直後に実行される特殊メソッド。
メソッドの書式は関数と同じ。
メソッドの第一引数にはインスタンス自身が渡される。(self)
class User(object): def __init__(self, name, age): self.name = name self.age = age def info(self): return self.name + ':' + str(self.age)
Userクラスのインスタンスを作る例。
user1 = User('田村ゆかり', 17)
インスタンス作成時にクラスタ名に渡される引数は__init__
メソッドに渡されている。
クラスのメソッドの第一引数に指定されているselfは実際に呼び出し元から引数を設定する場合は無視する。
Userクラスの場合は、インスタンス作成時にnameとageに渡される値を設定する。